カンボジアのATM使い方・カードが戻ってこない時の対処法|基本的な海外キャッシング・手数料・使い方について徹底解説

カンボジアのATM使い方・カードが戻ってこない時の対処法|基本的な海外キャッシング・手数料・使い方について徹底解説

カンボジアのATM使い方・カードが戻ってこない時の対処法|基本的な海外キャッシング・手数料・使い方について徹底解説

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カンボジア旅行中に現金を入手する方法として、「海外キャッシング」または「日本円を現地で両替する」という方法があります。

海外キャッシングでは、日本のクレジットカードやデビットカードを使ってカンボジアのATMからUSD(米ドル)やKHR(カンボジア・リエル)を直接引き出すことができます。両替所を探す必要がなく、必要になったタイミングで必要な分だけ現金を用意できるのがメリットです。一方で、ATMによって対応しているカードや引き出せる金額、手数料が異なるほか、カード会社によっても海外キャッシングの利息や手数料の仕組みが変わります。

この記事では、カンボジアのATM事情から実際の使い方、USDとリエルの選び方、海外キャッシングの手数料や為替レートまで、カンボジア旅行でATMを利用する前に知っておきたい情報を詳しく解説します。

  1. カンボジアのATM事情|旅行中に現金が必要になったら?

カンボジアでは、シェムリアップもプノンペンも銀行が運営するATMを比較的見つけやすいです。(ABA Bank、ACLEDA Bank、Canadia Bank、PPCBankなど)日本から大量の現金を持って行かなくても、必要になったタイミングでATMから現金を引き出すことができます。

ただし、ATMによって
・対応しているカードブランド
・1回あたりの引き出し上限
・最低引き出し額
・ATM側の手数料
などが異なります。

\ 海外キャッシングで事前に注意したいこと /
✅ 海外キャッシングの利用設定を事前に確認
カードによっては、出発前に「海外キャッシュサービス」の利用枠を設定する必要があります。
✅ 暗証番号(PIN)を確認
ATMではカードの暗証番号が必要です。何度も入力を間違えると、カードが利用できなくなったり、ATMに取り込まれたりする場合があります。

  1. カンボジアのATMの使い方|ABA Bankを例に紹介

ここからは、実際にカンボジアのATMを利用する流れを紹介します。
今回は、カンボジアで広く利用されているABA BankのATMを例に説明します。

STEP 1|言語を選択
ABA BankのATMは、画面右上で言語を選択できます。
多くのATMで英語、クメール語、中国語の選択ができます。

STEP 2|カードを入れる
クレジットカードをATMに挿入します。

STEP 3|PINを入力
カードの暗証番号を入力します。

STEP 4|「Cash Withdrawal」を選択
現金を引き出すため、「Cash Withdrawal」を選択します。

STEP 5|「Credit」を選択
次に、口座タイプ(Saving ,Credit,Defaultと表示)の選択。
キャッシングの場合は、「Credit」を選びます。
※ATMによって表示内容や選択肢は異なる場合があります。

STEP 6|引き出す金額・通貨を選択
ここで、カンボジアの場合は、USDまたはKHRを選ぶことができます。

今回利用したABA BankのATMでは、USDの場合は100USDから、KHRの場合は50,000KHR(約12.5USD)から選択できました。ABAの公式情報によると、ATM/CRMがUSD $50・$100 紙幣を出金できることが案内されているため、機械によって異なるのかもしれません。
なお、ACLEDA Bankなど、一部のATMでは10USD・20USD・50USDなどの比較的小額の紙幣を引き出せる場合もあります。

STEP 7|ATM手数料を確認
最後に、ATM利用料が表示されます。
このタイミングでATMにかかる手数料を確認します。

ABAの100USDのキャッシングには5USDと表示されました。

STEP 8|現金・カード・レシートを受け取る
最後に、現金・カード・レシートを忘れずに受け取りましょう。
※ATMにカードが取り込まれてしまった場合の対処法は、下記の記事で詳しく解説しています。

🌟 カンボジアのATMならUSDとKHRどちらを選ぶのががおすすめ?
個人的には、USDを選ぶのがおすすめです。カンボジアではUSDが広く使われているほか、余った場合も他の国で両替しやすいというメリットがあります。

ただし、必ずしもUSDが正解というわけではありません。今回のように、ATMによっては100USDなど高額紙幣しか引き出せない場合もあります。「100USDも必要ない」という場合は、無理にUSDを選ぶ必要はありません。少額の支払いが多い場合や、ローカルなお店・市場などを中心に利用する場合は、KHR(リエル)の方が使いやすいこともあります。そのため、滞在日数や使う場所、必要な金額に合わせてUSDとKHRを選ぶのがおすすめです。

🔗「カンボジアではUSDとリエル、どちらを引き出す?」と迷ったらこちらの記事もチェック!|カンボジアは通貨が2つある?米ドルとリエルの賢い使い分けガイド

  1. カンボジアのATMでカードが吸い込まれて戻ってこないときの対処法

カンボジアのATMでは、機械の不具合などによって、まれにカードがATMから戻ってこないことがあります。
万が一カードが吸い込まれてしまっても、まずは落ち着いて対応しましょう。

① ATMの「機械番号」を写真に撮る
ATM本体には、ATM番号・機械番号(ATM ID)が記載されています。カードが戻ってこなかった場合は、ATMの場所と機械番号が分かるように写真を撮っておきましょう。

② ATMに記載されているホットラインへ連絡
ATM本体に記載されている銀行のホットラインへ電話し、ATMの場所、ATMの機械番号、カードがATMに吸い込まれて戻ってこないことを伝えます。銀行側に連絡すると、職員がATMまで来てカードを取り出してくれます。

③ 電話がつながらない場合は、銀行の支店へ
ホットラインがうまくつながらない場合は、少し面倒ですが、ATMを管理している銀行の支店へ直接行くのも方法です。銀行によっては、窓口で事情を伝えると、その場でスタッフが対応してくれることがあります。

💡 カードトラブルが心配なら「銀行併設ATM」がおすすめ
旅行中にATMを利用するなら、銀行の支店に併設されているATMを選ぶのもおすすめです。万が一カードが戻ってこなくなっても、すぐ近くに銀行スタッフがいるため、その場で相談しやすいのがメリットです。

  1. ATMで「日本円」と「現地通貨」を選ぶときは注意

海外旅行中、ATMでの現金引き出しや、ホテル・レストラン・店舗などでカード決済をする際に、「日本円で換算しますか?」「日本円で支払いますか?」といった表示が出ることがあります。

英語では、例えば、
・Charge in JPY?
・Continue with conversion
・Continue without conversion
・Decline conversion
などの表示があります。

これはDCC(Dynamic Currency Conversion)と呼ばれる仕組みで、現地通貨ではなく、ATMや決済端末側で日本円に換算して請求する方法です。日本円での金額がその場で分かるため便利に見えますが、ATMや店舗側が設定した為替レートや手数料が適用される場合があります。

そのため、海外でカードを使うときは、基本的に「現地通貨で支払う」を選択するのがおすすめです。カンボジアなら、「JPY or USD?」などと表示された場合は、JPYではなくUSD(または実際に請求される現地通貨)を選択する、と覚えておくと分かりやすいです。

  1. 海外キャッシングとは?

ここからは、そもそも「海外キャッシング」がどのような仕組みなのかを説明します。
海外キャッシングとは、クレジットカードを使って海外のATMから現地通貨を借り入れるサービスです。例えば、日本のクレジットカードを持ってカンボジアへ旅行した場合、ATMにカードを入れて、100USDなどと必要な金額を指定すると、ATMから現金を受け取ることができます。

その金額は後日、日本円に換算され、カード会社から請求されます。ここで重要なのは、海外キャッシングは「両替ではない」ということ。クレジットカード会社から一時的にお金を借りる「キャッシング」なので、基本的に「利息が発生」します。

🌟 海外キャッシングのメリット
① 大金を持ち歩かなくていい
旅行前に大量の現金を日本で用意する必要がありません。必要になったタイミングでATMから引き出せるため、必要最低限の現金だけ持ち歩きたい人にも便利です。

② 両替所を探す必要がない
空港や街中のATMから現金を引き出せるため、両替所を探す手間を減らせます。特に旅行中に突然現金が必要になった場合にも便利です。

③ 為替レートを確認しやすい
海外キャッシングでは、VisaやMastercardなどのカードブランドを通じて、現地で引き出した金額が日本円に換算されます。両替所で日本円を現金交換する場合とは、為替レートの決まり方が異なります。

④ 早く返済すれば利息を抑えられる場合がある
海外キャッシングは、ATMで現金を「両替する」のではなく、クレジットカード会社からお金を借りる仕組みです。そのため、引き出した現金は後日カード会社に返済します。

基本的には、特別な手続きをしなければ、通常のカード利用分と同じように、決められた支払日にキャッシング利用分が請求されます。請求額には、引き出した金額に加えて、キャッシングの利息や、発生した場合はATM手数料などが反映されます。

一方、カード会社によっては、支払日を待たずに繰り上げ返済・早期返済することもできます。キャッシングはお金を借りている期間に応じて利息がかかるため、早めに返済すれば、その分だけ利息を抑えられる場合があります。海外キャッシングを利用する際は、通常の支払日まで待つ方法だけでなく、早期返済ができるかどうかもカード会社の詳細を確認しておくとよいでしょう。

🌟 まとめ|海外キャッシング利用時にかかる手数料
① 現地ATMの手数料
② 日本のカード会社が徴収する手数料
③ キャッシングの利息

  1. 海外キャッシング利用時にかかる手数料の詳細

① 現地ATMの手数料
ATMを運営しているカンボジア側の銀行が徴収する手数料です。
海外発行カードを利用する場合、銀行やATMによって手数料が異なります。

カンボジアにあるATMの多くが海外発行カードによるATM出金は1回5USDほどかかります。以前は海外発行カードでもATM手数料が無料のケースがありましたが、現在は無料のATMは基本的にはありません。(4USD〜6USDほど)ATMで引き出す際の最後に表示される手数料を確認してから確定するようにしましょう。

⚠️ ATM画面に表示された手数料と最終的な請求額が異なる場合がある理由として、カード会社やATM側の処理、利用条件によって手数料の扱いが異なるためです。場合によっては、表示された手数料が免除・調整されることもあります。そのため、ATM画面に5USDと表示されたからといって、必ず最終的に5USDが請求されるとは限りません。

② 日本のカード会社が徴収するATM手数料
現地ATMの手数料とは別に、日本のカード会社側でもATM手数料がかかる場合があります。

例えばエポスカードでは、海外キャッシングのATM手数料は、1万円以下:110円 / 1万円超:220円と案内されています。楽天カードも海外キャッシングについて、110円または220円のATM手数料に加えて、利用するATMによって別途手数料が発生する場合があると案内があります。

つまり、キャッシングには2種類のATM関連手数料がかかります。

③ キャッシングなので「利息」がかかる
海外キャッシングは借り入れなので、利用日から返済日までの期間に応じて利息が発生します。

例えばエポスカードでは、海外キャッシングの実質年率は18.0%と案内されています。ただし、「年率18%=18%の手数料がそのままかかる」という意味ではありません。実際の利息は、借入額 × 年率 × 借入日数 ÷ 365のように日割りで計算されます。

そのため、引き落とし日まで放置せず、早めに返済すれば利息を小さくできる場合があります。早期返済の方法や条件はカード会社によって異なるため、利用するカード会社の公式サイトで確認しておきましょう。

  1. 海外キャッシングの換金レート波動決まるか

カンボジアで100USDを引き出しを選択した場合、ATMでは現金100USDを受け取流ことができます。この場合、カード会社側で、100USD → 日本円へと換算され、日本円で請求されます。このときに使われる為替レートは、カードブランドやカード会社などによって多少異なります。

海外キャッシングでは、VisaやMastercardなどのレート差だけを気にするよりも、ATM手数料・カード会社側の手数料・利息・繰り上げ返済の可否などを確認する方が重要です。

また、カンボジアではVisa・Mastercardに対応しているATMが比較的多い一方、JCBやAmerican Expressに対応しているATMは限られるため、海外キャッシングを利用するならVisaまたはMastercardを用意しておくと安心です。

  1. 海外キャッシングがお得にできる「Wiseデビットカード」

海外旅行者や海外長期滞在者に人気な、Wise(ワイズ)のデビットカード。

Wiseは、海外送金や外貨の管理・決済などに利用できる金融サービス。Wiseアカウントの残高から支払うデビットカードも作成可能です。このデビットカードで、海外のATMから現金を引き出したり、店舗やオンラインショップでの支払いに利用できます。

日本で発行されたMastercardブランドのデビットカードは、2026年5月からApple Payにも対応しています。また、Wiseでは複数の通貨をWiseアカウント(アプリ)内で管理できるのが特徴です。

※6ヶ月以内に、送金手数料無料(初回送金)またはカード発行+一定額決済のいずれかの条件を満たすと特典が得られます。

🌟 WiseのATM利用がおすすめな理由
日本向けのWiseデビットカードでは、現在、1か月25,000円相当までWise側のATM出金手数料が無料。25,000円を超えた分には、100円+超過額の1.75%の手数料がかかります。

※Wise側の手数料で、ATM運営会社が別途手数料を請求する場合があります。
※Wiseキャッシング手数料の最新情報はこちら

海外キャッシングとは違い、WiseカードのATM出金は「お金を借りる」のではなく、Wiseアカウントに入っている残高から引き出す仕組みです。そのため、クレジットカードのキャッシングのような利息は発生しません。

🌟 「18歳以上だけど、まだ20歳未満」という学生も利用可能
日本ではクレジットカードも原則18歳から申し込めますが、カード会社によっては20歳未満ではキャッシングを利用できない場合があります。Wiseはクレジットカードではなくデビットカードなので、海外旅行中の支払いやATM利用のための別の選択肢として使えます。

👉 【2026年5月最新】WiseカードがApple Pay対応!海外旅行・カンボジア旅行でもお得に支払い
🔗 紹介リンク経由でWiseを登録すると、カード発行手数料(約1,200円)が無料になるキャンペーンが適用。(2026年5月現在)内容は時期によって変動するようです。

カンボジア旅行中に現金を入手する方法として、「海外キャッシング」または「日本円を現地で両替する」という方法があります。

海外キャッシングでは、日本のクレジットカードやデビットカードを使ってカンボジアのATMからUSD(米ドル)やKHR(カンボジア・リエル)を直接引き出すことができます。両替所を探す必要がなく、必要になったタイミングで必要な分だけ現金を用意できるのがメリットです。一方で、ATMによって対応しているカードや引き出せる金額、手数料が異なるほか、カード会社によっても海外キャッシングの利息や手数料の仕組みが変わります。

この記事では、カンボジアのATM事情から実際の使い方、USDとリエルの選び方、海外キャッシングの手数料や為替レートまで、カンボジア旅行でATMを利用する前に知っておきたい情報を詳しく解説します。

  1. カンボジアのATM事情|旅行中に現金が必要になったら?

カンボジアでは、シェムリアップもプノンペンも銀行が運営するATMを比較的見つけやすいです。(ABA Bank、ACLEDA Bank、Canadia Bank、PPCBankなど)日本から大量の現金を持って行かなくても、必要になったタイミングでATMから現金を引き出すことができます。

ただし、ATMによって
・対応しているカードブランド
・1回あたりの引き出し上限
・最低引き出し額
・ATM側の手数料
などが異なります。

\ 海外キャッシングで事前に注意したいこと /
✅ 海外キャッシングの利用設定を事前に確認
カードによっては、出発前に「海外キャッシュサービス」の利用枠を設定する必要があります。
✅ 暗証番号(PIN)を確認
ATMではカードの暗証番号が必要です。何度も入力を間違えると、カードが利用できなくなったり、ATMに取り込まれたりする場合があります。

  1. カンボジアのATMの使い方|ABA Bankを例に紹介

ここからは、実際にカンボジアのATMを利用する流れを紹介します。
今回は、カンボジアで広く利用されているABA BankのATMを例に説明します。

STEP 1|言語を選択
ABA BankのATMは、画面右上で言語を選択できます。
多くのATMで英語、クメール語、中国語の選択ができます。

STEP 2|カードを入れる
クレジットカードをATMに挿入します。

STEP 3|PINを入力
カードの暗証番号を入力します。

STEP 4|「Cash Withdrawal」を選択
現金を引き出すため、「Cash Withdrawal」を選択します。

STEP 5|「Credit」を選択
次に、口座タイプ(Saving ,Credit,Defaultと表示)の選択。
キャッシングの場合は、「Credit」を選びます。
※ATMによって表示内容や選択肢は異なる場合があります。

STEP 6|引き出す金額・通貨を選択
ここで、カンボジアの場合は、USDまたはKHRを選ぶことができます。

今回利用したABA BankのATMでは、USDの場合は100USDから、KHRの場合は50,000KHR(約12.5USD)から選択できました。ABAの公式情報によると、ATM/CRMがUSD $50・$100 紙幣を出金できることが案内されているため、機械によって異なるのかもしれません。
なお、ACLEDA Bankなど、一部のATMでは10USD・20USD・50USDなどの比較的小額の紙幣を引き出せる場合もあります。

STEP 7|ATM手数料を確認
最後に、ATM利用料が表示されます。
このタイミングでATMにかかる手数料を確認します。

ABAの100USDのキャッシングには5USDと表示されました。

STEP 8|現金・カード・レシートを受け取る
最後に、現金・カード・レシートを忘れずに受け取りましょう。
※ATMにカードが取り込まれてしまった場合の対処法は、下記の記事で詳しく解説しています。

🌟 カンボジアのATMならUSDとKHRどちらを選ぶのががおすすめ?
個人的には、USDを選ぶのがおすすめです。カンボジアではUSDが広く使われているほか、余った場合も他の国で両替しやすいというメリットがあります。

ただし、必ずしもUSDが正解というわけではありません。今回のように、ATMによっては100USDなど高額紙幣しか引き出せない場合もあります。「100USDも必要ない」という場合は、無理にUSDを選ぶ必要はありません。少額の支払いが多い場合や、ローカルなお店・市場などを中心に利用する場合は、KHR(リエル)の方が使いやすいこともあります。そのため、滞在日数や使う場所、必要な金額に合わせてUSDとKHRを選ぶのがおすすめです。

🔗「カンボジアではUSDとリエル、どちらを引き出す?」と迷ったらこちらの記事もチェック!|カンボジアは通貨が2つある?米ドルとリエルの賢い使い分けガイド

  1. カンボジアのATMでカードが吸い込まれて戻ってこないときの対処法

カンボジアのATMでは、機械の不具合などによって、まれにカードがATMから戻ってこないことがあります。
万が一カードが吸い込まれてしまっても、まずは落ち着いて対応しましょう。

① ATMの「機械番号」を写真に撮る
ATM本体には、ATM番号・機械番号(ATM ID)が記載されています。カードが戻ってこなかった場合は、ATMの場所と機械番号が分かるように写真を撮っておきましょう。

② ATMに記載されているホットラインへ連絡
ATM本体に記載されている銀行のホットラインへ電話し、ATMの場所、ATMの機械番号、カードがATMに吸い込まれて戻ってこないことを伝えます。銀行側に連絡すると、職員がATMまで来てカードを取り出してくれます。

③ 電話がつながらない場合は、銀行の支店へ
ホットラインがうまくつながらない場合は、少し面倒ですが、ATMを管理している銀行の支店へ直接行くのも方法です。銀行によっては、窓口で事情を伝えると、その場でスタッフが対応してくれることがあります。

💡 カードトラブルが心配なら「銀行併設ATM」がおすすめ
旅行中にATMを利用するなら、銀行の支店に併設されているATMを選ぶのもおすすめです。万が一カードが戻ってこなくなっても、すぐ近くに銀行スタッフがいるため、その場で相談しやすいのがメリットです。

  1. ATMで「日本円」と「現地通貨」を選ぶときは注意

海外旅行中、ATMでの現金引き出しや、ホテル・レストラン・店舗などでカード決済をする際に、「日本円で換算しますか?」「日本円で支払いますか?」といった表示が出ることがあります。

英語では、例えば、
・Charge in JPY?
・Continue with conversion
・Continue without conversion
・Decline conversion
などの表示があります。

これはDCC(Dynamic Currency Conversion)と呼ばれる仕組みで、現地通貨ではなく、ATMや決済端末側で日本円に換算して請求する方法です。日本円での金額がその場で分かるため便利に見えますが、ATMや店舗側が設定した為替レートや手数料が適用される場合があります。

そのため、海外でカードを使うときは、基本的に「現地通貨で支払う」を選択するのがおすすめです。カンボジアなら、「JPY or USD?」などと表示された場合は、JPYではなくUSD(または実際に請求される現地通貨)を選択する、と覚えておくと分かりやすいです。

  1. 海外キャッシングとは?

ここからは、そもそも「海外キャッシング」がどのような仕組みなのかを説明します。
海外キャッシングとは、クレジットカードを使って海外のATMから現地通貨を借り入れるサービスです。例えば、日本のクレジットカードを持ってカンボジアへ旅行した場合、ATMにカードを入れて、100USDなどと必要な金額を指定すると、ATMから現金を受け取ることができます。

その金額は後日、日本円に換算され、カード会社から請求されます。ここで重要なのは、海外キャッシングは「両替ではない」ということ。クレジットカード会社から一時的にお金を借りる「キャッシング」なので、基本的に「利息が発生」します。

🌟 海外キャッシングのメリット
① 大金を持ち歩かなくていい
旅行前に大量の現金を日本で用意する必要がありません。必要になったタイミングでATMから引き出せるため、必要最低限の現金だけ持ち歩きたい人にも便利です。

② 両替所を探す必要がない
空港や街中のATMから現金を引き出せるため、両替所を探す手間を減らせます。特に旅行中に突然現金が必要になった場合にも便利です。

③ 為替レートを確認しやすい
海外キャッシングでは、VisaやMastercardなどのカードブランドを通じて、現地で引き出した金額が日本円に換算されます。両替所で日本円を現金交換する場合とは、為替レートの決まり方が異なります。

④ 早く返済すれば利息を抑えられる場合がある
海外キャッシングは、ATMで現金を「両替する」のではなく、クレジットカード会社からお金を借りる仕組みです。そのため、引き出した現金は後日カード会社に返済します。

基本的には、特別な手続きをしなければ、通常のカード利用分と同じように、決められた支払日にキャッシング利用分が請求されます。請求額には、引き出した金額に加えて、キャッシングの利息や、発生した場合はATM手数料などが反映されます。

一方、カード会社によっては、支払日を待たずに繰り上げ返済・早期返済することもできます。キャッシングはお金を借りている期間に応じて利息がかかるため、早めに返済すれば、その分だけ利息を抑えられる場合があります。海外キャッシングを利用する際は、通常の支払日まで待つ方法だけでなく、早期返済ができるかどうかもカード会社の詳細を確認しておくとよいでしょう。

🌟 まとめ|海外キャッシング利用時にかかる手数料
① 現地ATMの手数料
② 日本のカード会社が徴収する手数料
③ キャッシングの利息

  1. 海外キャッシング利用時にかかる手数料の詳細

① 現地ATMの手数料
ATMを運営しているカンボジア側の銀行が徴収する手数料です。
海外発行カードを利用する場合、銀行やATMによって手数料が異なります。

カンボジアにあるATMの多くが海外発行カードによるATM出金は1回5USDほどかかります。以前は海外発行カードでもATM手数料が無料のケースがありましたが、現在は無料のATMは基本的にはありません。(4USD〜6USDほど)ATMで引き出す際の最後に表示される手数料を確認してから確定するようにしましょう。

⚠️ ATM画面に表示された手数料と最終的な請求額が異なる場合がある理由として、カード会社やATM側の処理、利用条件によって手数料の扱いが異なるためです。場合によっては、表示された手数料が免除・調整されることもあります。そのため、ATM画面に5USDと表示されたからといって、必ず最終的に5USDが請求されるとは限りません。

② 日本のカード会社が徴収するATM手数料
現地ATMの手数料とは別に、日本のカード会社側でもATM手数料がかかる場合があります。

例えばエポスカードでは、海外キャッシングのATM手数料は、1万円以下:110円 / 1万円超:220円と案内されています。楽天カードも海外キャッシングについて、110円または220円のATM手数料に加えて、利用するATMによって別途手数料が発生する場合があると案内があります。

つまり、キャッシングには2種類のATM関連手数料がかかります。

③ キャッシングなので「利息」がかかる
海外キャッシングは借り入れなので、利用日から返済日までの期間に応じて利息が発生します。

例えばエポスカードでは、海外キャッシングの実質年率は18.0%と案内されています。ただし、「年率18%=18%の手数料がそのままかかる」という意味ではありません。実際の利息は、借入額 × 年率 × 借入日数 ÷ 365のように日割りで計算されます。

そのため、引き落とし日まで放置せず、早めに返済すれば利息を小さくできる場合があります。早期返済の方法や条件はカード会社によって異なるため、利用するカード会社の公式サイトで確認しておきましょう。

  1. 海外キャッシングの換金レート波動決まるか

カンボジアで100USDを引き出しを選択した場合、ATMでは現金100USDを受け取流ことができます。この場合、カード会社側で、100USD → 日本円へと換算され、日本円で請求されます。このときに使われる為替レートは、カードブランドやカード会社などによって多少異なります。

海外キャッシングでは、VisaやMastercardなどのレート差だけを気にするよりも、ATM手数料・カード会社側の手数料・利息・繰り上げ返済の可否などを確認する方が重要です。

また、カンボジアではVisa・Mastercardに対応しているATMが比較的多い一方、JCBやAmerican Expressに対応しているATMは限られるため、海外キャッシングを利用するならVisaまたはMastercardを用意しておくと安心です。

  1. 海外キャッシングがお得にできる「Wiseデビットカード」

海外旅行者や海外長期滞在者に人気な、Wise(ワイズ)のデビットカード。

Wiseは、海外送金や外貨の管理・決済などに利用できる金融サービス。Wiseアカウントの残高から支払うデビットカードも作成可能です。このデビットカードで、海外のATMから現金を引き出したり、店舗やオンラインショップでの支払いに利用できます。

日本で発行されたMastercardブランドのデビットカードは、2026年5月からApple Payにも対応しています。また、Wiseでは複数の通貨をWiseアカウント(アプリ)内で管理できるのが特徴です。

※6ヶ月以内に、送金手数料無料(初回送金)またはカード発行+一定額決済のいずれかの条件を満たすと特典が得られます。

🌟 WiseのATM利用がおすすめな理由
日本向けのWiseデビットカードでは、現在、1か月25,000円相当までWise側のATM出金手数料が無料。25,000円を超えた分には、100円+超過額の1.75%の手数料がかかります。

※Wise側の手数料で、ATM運営会社が別途手数料を請求する場合があります。
※Wiseキャッシング手数料の最新情報はこちら

海外キャッシングとは違い、WiseカードのATM出金は「お金を借りる」のではなく、Wiseアカウントに入っている残高から引き出す仕組みです。そのため、クレジットカードのキャッシングのような利息は発生しません。

🌟 「18歳以上だけど、まだ20歳未満」という学生も利用可能
日本ではクレジットカードも原則18歳から申し込めますが、カード会社によっては20歳未満ではキャッシングを利用できない場合があります。Wiseはクレジットカードではなくデビットカードなので、海外旅行中の支払いやATM利用のための別の選択肢として使えます。

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🔗 紹介リンク経由でWiseを登録すると、カード発行手数料(約1,200円)が無料になるキャンペーンが適用。(2026年5月現在)内容は時期によって変動するようです。

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